結核はBCGの予防接種で防ぐ
現在でも毎年患者がでている結核はBCGの予防接種で防ぎます。
乳幼児は結核菌に対する抵抗力が弱いので、BCG予防接種で守ってあげる必要があります。
母乳を通じて赤ちゃんはお母さんから様々な免疫を分けてもらいますが、結核に対する免疫はお母さんからもらえません。そのため、生まれたばかりのちいさな赤ちゃんにも感染する可能性があり、BCGはほとんどの赤ちゃんが初めて受ける定期接種です。
乳幼児が結核菌に感染した場合、全身性の結核症にかかったり、結核性髄膜炎になったり、重い後遺症を残す可能性があります。戦前は不治の病とされていましたが、現在はよく効く薬が開発され患者は激減しています。それでも、毎年3万人近い患者が発生しているため、大人から子供への感染が心配されています。
BCGを受ける時期
・生後6ヶ月までに1回BCG接種の仕方
・スタンプ方式BCG予防接種についての注意
BCGは牛型結核菌を弱毒化してつくったワクチンです。スタンプ方式で上腕2ヶ所に押し付けて接種します。接種後は、しばらく服を着せずに乾かします。接種後2~3週間後に、腫れたり化膿したりすることがありますが、BCGの免疫がついたサインです。バンソウコウをはったり、包帯を巻いたりせずに清潔を保ちましょう。
結核菌の抵抗力(免疫)をもっている既感染者がBCGを接種した場合、接種部分に発赤が見られる症状をコッホ現象といいます。赤ちゃんにコッホ現象がみられた場合は、すみやかに市区町村の窓口に相談し、病院を受診する必要があります。この時、家族も検査を受けることがあります。
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